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鳥羽屋里夕

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旬風。とは?

 長唄が時代の『旬』になることを願い、ライブ名を『旬風。』としました。長唄という日本の伝統音楽が、素晴らしいものでありながら 現代の日本人にとっては『堅苦しい・難しいそう』というイメージが先行していて 聴こうとしない、つまり『食わず嫌い』の人が多くいるように感じたことから始めました。

  最近は古典芸能や和楽器に興味を示してくださる方が ぐっと増えてきている気がします。でも純然たる古典は、聞いてみたいけど→「敷居が高い」「どこでやっているのかわからない」「言葉もわからない」「気楽に覗ける雰囲気でない」などのように感じられているようです。そこで、他の音楽と同じように気楽に聞きに行けて、その中で純粋な長唄を味わって頂ける方法を考え得なくては!!音楽性を変えずに、形や切り口を現代に融合させたい!!      

  長唄界でまだまだ若手の私に、今出来ることは何だろう。。若いからこそ出来ることもあるかも知れない。。。

  アナウンサー、レポーターのプロとして約10年培ったものを生かしたいと考えてもいました。もちろん、演奏家として自分自身の演奏を向上させるためでもあります。私が生まれ育った「歌舞伎長唄」の雰囲気を、歌舞伎の舞台以外でも 伝えていきたいという希望も含まれています。つまり、私の特徴「歌舞伎長唄」「アナウンサー」「女性」を最大限に生かしながら…をキーワードにした、里夕独自のライブパフォーマンスです。

 伝統文化、伝統芸能は先人の教えを忠実に守り、継承していくという大切な基本があります。自分勝手な芸になってしまったら、それは伝統ではなくなってしまう。。。でも自分勝手になっているかどうか自覚することは、とても難しいことです。
 常に、父(七世宗家 鳥羽屋里長)の指導・監修のもと、研鑽を重ねながら活動を続けていくことこそ、伝統芸能を皆様に伝える上で 一番大切なことと考えています。

  企画・構成・製作は里夕ですが、長唄は合奏ですから、同世代 若手実力派メンバー全員と共に 力を合わせて舞台を作り上げます。現代に融合して、カジュアルな形(ライブハウスなど)をとりながら、本来の長唄をそのまま演奏します。凛とした美しさと繊細さ、激しさを、「間」と「イキ」で織りなす、日本の素晴らしさを 是非 お届けしたいと思っています。


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